TWtrendsに関するリソース

これまでいくつかTWtrendsに関する情報発信をしてきました.ここでは現時点でのそれらの情報をまとめておきます.

まずは学術文献です.TWtrendsの概要と大まかな内部構成など,Journal paperとして記載した[1]が最も詳しく述べています.英文ですが,簡単な英語なので読むのは難しくないと思います.[2]はJournal paperにinviteされる前の国際会議で発表したものです.

最初の学会発表は2019年春にバンコクで開催されたPacificVis2019でのポスター発表[3]です.ここに連名で並んでいるのは,当時,中央大学大学院文学研究科社会情報学専攻で学んでいた院生たちです.思えば,大学院ゼミとしてなにか面白いアプリを作れないかな?というところから始まったのが本プロジェクトでした.

日本語での論説記事は,Chuo Onlineで開設した[4]がわかりやすいでしょう.これらで紹介している平成から令和に変わる1週間のトピックマップ(次図)は,衝撃的でした.


その他,電子情報通信学会のサイバーワールド研究会[5]や,社会情報学会大会などで,関連する研究例を報告しています.今後,このプラットフォームを通じて収集したデータを対象として新たな研究が生み出されることも期待しています.

参考文献

  1. Iio, J. (2019) TWtrends ― A Visualization System on Topic Maps Extracted from Twitter TrendsIADIS International Journal on WWW/Internet, 17(2), 104-118
  2. Iio, J. (2019) TWtrends: The Topic-Graph Extraction from Twitter TrendsThe 18th International Conference on WWW/Internet (ICWI 2019), pp. 69-77, Cagliari, Italy.
  3. Iio, J., Stevie, P., Aoki, Y., Nakamura, E., Kim, S., and Lee, T. (2019) Visualization of Twitter Trends using a Co-occurrence NetworkThe 12th IEEE Pacific Visualization Symposium (PacificVis2019) Poster Proceedings, pp. 321-322, Bangkok, Thailand
  4. 飯尾淳 (2020) SNSは世論の代弁者たりえるか?, Chuo Online, オピニオン, 2020年6月4日
  5. 金田康之介, 飯尾淳 (2019) Twitterトレンドの可視化による傾向の分析, 第44回サイバーワールド研究会, CW2019-09, 東京 市ヶ谷
  6. 飯尾淳 (2019) Twitterトレンドの分析 ― SNSでは何の話題で盛り上がるのか?―, 2019年度社会情報学会(SSI)学会大会, pp. 232-235, 東京 市ヶ谷

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